業界随一の充実ぶりを誇るハライチの調査装備を紹介するコーナー。
今回はチーム尾行の成否を左右する通信環境。
スマホで済ませる探偵社も多い中、ハライチは警察と同様に業務無線を使用しています。
その理由は?
原一探偵事務所 探偵業届出番号:埼玉県公安委員会 第43070145号
尾行はチーム尾行が必須です。
単独尾行は発覚(バレる)か失尾(見失う)のリスクが極めて大きく、プロのやることではないです。
チームメイトのスムーズな連携のためには、一対多の通信ができる通信システムが不可欠。
原一探偵事務所では、高級なデジタル業務無線が使われています。
他の用途に使われない通信帯域のため、混線が少なく、常にクリアな音で通信できます。
原一探偵事務所では、調査員ひとりひとりと、車1台1台にそれを配備しています。
同社は尾行技術に強い自信を持っていますが、業務無線はそのインフラとなっているのです。
「それが特別なこと?探偵社なら当たり前では?」と思うかもしれません。
しかし、実はほとんどの探偵社は業務無線は持っていないのです。
持っていても全調査員と全車両に配備している会社は、まずありません。
理由は費用で、1台10万円以上する経済的負担に耐えられないからです。
他社はスマホ等で連絡を取りあっていますが、一対多の通信ができないため、非常に不便です。
車は1台か2台しかなく、貧弱な通信インフラを使っている―これが多くの探偵社の実状です。
インフラの悪さは尾行技術レベルに影響し、ひいては証拠写真の品質に影響します。
どんな言い逃れもできないような明白な写真。
裁判官も証拠能力を認めてくれるはずと確信の持てる写真。
原一がそんな写真を撮ってこれるのはなぜか?
探偵のスキルアップに注力していることはもちろんです。
しかし、インフラにしっかり投資しているからでもあるのです。
無線が活躍するのは主に尾行の場面で、いわゆる行動調査です。
探偵の代表的な仕事である浮気調査は浮気行動を対象とする行動調査と言えます。
素行調査は主に行動調査と聞き込み調査から成立していると言えます。
無線の組織化
チームでの無線の使い方にはルールがあります。
誰でもむやみに発話していいわけではありません。
優先権は常に尾行対象に一番近い探偵が持ちます。
こういうルールによる統制を、原一さんでは「無線の組織化」と呼んでいます。
無線の現場での使用方法・重要性については、浮気調査の記事を読んでいただくと理解が深まります。