業界随一の充実ぶりを誇るハライチの調査装備を紹介するコーナー。
今回はドローンです。
上掲写真は2015年の2回目の訪問の時に見せてもらったもの。
まだ今ほどドローンが普及していなかった当時からいち早く取り入れていました。
主な用途は捜索で、人が入れない場所の広域撮影などに使用されています。
原一探偵事務所 探偵業届出番号:埼玉県公安委員会 第43070145号
原一探偵事務所は最新の専門調査機器を常にモニターし、よいものであれば、どんどん導入する姿勢を持っています。
それを象徴するのが、今話題のドローン(無人飛行機械)。
安定した飛行性能を持つ高級品で、見上げた時に発見されにくいよう、全体がスカイブルーに塗装されています。
500メートルくらいまで上昇することができ、一定高度以上になると下からはほぼ見えないそうです。
例えば、人探しの案件の中で、自殺の名所と呼ばれる場所の鳥瞰捜索を依頼されたことがありました。
人が立ち入って目視できない場所を、短時間で広く見るには、これに勝る道具はありません。
ある目的で広壮なお屋敷の屋根全部を確認するのに使われたこともあります。
ドローン本体の下部にビデオカメラが装着されています。
下写真はドローンのコントローラー。
ドローンが撮っている映像は、WiFiで飛ばされてスマホに映し出されます。
【ドローンで廃屋内チェック】
その後に家出人捜索のチームに取材したところ、冒頭の写真のものより小型のドローンが現場でよく使われているそうです。
小型・軽量・高性能なものがどんどん発売されるので、調査でより使いやすいものに切り替えているようです。
家出人のうち、遺書があるなど自殺の危険がある人を担当する特異捜査班というチームがよく使っています。
青木ヶ原樹海や秩父の山奥に行って、人が簡単に行けない場所にドローンを飛ばして確認します。
高い橋や崖の下、人が入ると不法侵入になってしまう廃屋などですね。
【崖下の確認にもドローンをよく使う】
原一には家出人捜索の専門部隊・調査部特捜課があり、普通の家出人を街中のネットカフェなどで探す班と自殺の危険がある家出人を探す班に分かれています。
ドローンをよく使うのは後者の班です。
原一の家出人捜索体制についてもっと知りたい人はコチラへ。
原一さんでは家出人捜索の専門部署を設けています。
数多くの家出人を見つけてきた彼らのインタビューを読んでみてください。
このページでは家出人捜索の技法や現場を収録した動画も見られますよ!