取材に基づき、業界大手・原一探偵事務所の社内体制を紹介していく連載記事です。
今回はアドバイザー陣。
中堅以上の探偵社は、弁護士や警察OBと提携しているものです。
原一探偵事務所の場合はどうなっているでしょうか。
原一探偵事務所 探偵業届出番号:埼玉県公安委員会 第43070145号
家出人捜索では、ターゲットの発見時点で警察と家族に連絡します。
探偵は家出人を引き留めたりする権限はないので、家族に無事引き合わせるまで、必要に応じて警察の力を借りられる態勢にするのです。
ストーカー調査や近所の嫌がらせ調査では、調査後の問題解決に警察がダイレクトに関係してきます。
さらに原一探偵事務所では、テレビ番組の依頼で結婚詐欺や振り込め詐欺の調査など、犯罪調査がらみの仕事までしています。
このように警察に関係の深い仕事なので、警察にも太いパイプを持っておく必要があります。
原一探偵事務所では、2021年の5月に刑事歴30年・元警察署長の永井光一が新たな顧問に就任されました。
【顧問の永井光一氏】
浮気調査の先にはしばしば離婚があり、親権・財産分与・慰謝料などの法的問題が発生します。
調査後に弁護士の紹介を求められるようなこともよくあります。
家出の背景にはブラックな労働問題があって、法的な支援が必要な場合もあります。
探偵はすべからく弁護士と太いパイプを持っておくべきです。
原一探偵事務所とつながりの深い弁護士は杉浦正健氏で、この方は第77代法務大臣を務めた方です。
弁護士の中でも特に力のある人がついてくれているといえます。
このように、原一探偵事務所の後ろには非常にしっかりしたアドバイザーがいます。